「初心者でも簡単にバックアップできる方法が知りたい!」
「自動で定期的にバックアップを取りたい」
定期的にバックアップしていないと、
もしもの時にこれまで作ってきたサイトのデータが
すべて吹き飛んでしまいます。
本記事では、UpdraftPlusというプラグインを使い、
DropBoxを使って自動的にバックアップファイルを、
外部に保存する方法も紹介しています。
- バックアップを取る理由
- バックアップと取る方法
- バックアップを復元する方法
の順に紹介しています。
それでは、紹介していきます。
バックアップを取る理由
セキュリティ対策をしていても悪質なハッカー(クラッカー)などに、
サイトをハッキングされることもあります。
もし上記が起こった場合、
サイトをもとの状態に戻すにはかなりの時間を必要となります。
また、サーバーのトラブルで同様な状態となることがあります。
しかし、バックアップを取っておくことで、
元の状態に戻すことが簡単になります。
では、何をバックアップしておけばいいのでしょうか?
バックアップするもの
WordPressでは、基本的に下記の4つをバックアップします。
- テーマ
- 画像
- プラグイン
- データベース
テーマ(themes)
データは数MB〜数十MBと比較的軽めです。
そのため、使用中のテーマのデータをダウンロードするのであれば、
1分もかからないのではないかと思います。
画像など(uploads)
ブログの継続期間や、画像の使用頻度によって
大きく異なりますが、場合によってはものすっごーい重くなります。
これを頻繁にバックアップしていては、それだけでサーバーの転送量がパコーンと行ってしまいかねません。
プラグイン(plugins)
入れているプラグインの数と種類によって大きく変わります。
とはいえ、プラグインは最悪データが消えても、
そこまで致命的になるものはあまり無いのではないかと思います。
(色々と保存していたプラグインの場合には困るかもしれませんが)
データべース(database)
主に文字の形で保存されているものなので、個人ブログであれば
◯ギガバイトという単位になることは珍しいはずです。
ただし、記事の数・文字数・その他の設定項目が多ければ、
数百MBくらいは行っている場合もあります。
バックアップするタイミング
更新頻度などにもよりますが、週一回を目安に取るといいでしょう。
タイミングが悪くても一週間前の状態には戻すことができます。
その他にも、
- テーマの編集・変更時
- WordPressのバージョンアップ時
- プラグインの更新時
に手動でバックアップを取るほうが安全です。
続いて、バックアップを取る方法を解説します。
バックアップを取る&確認
今回ご紹介する方法は初心者でも簡単に行うため、
プラグインを利用します。
利用するプラグインは、「UpdraftPlus」という
無料で使えるバックアッププラグインです。
バックアップ手順は、
- UpdraftPlusのインストール&有効化
- UpdraftPlus設定
- バックアップを取る&確認
です。
UpdraftPlusのインストール&有効化
まず、プラグインのインストールをします。
WordPressの管理画面から
「プラグイン→新規追加」をクリックします。

検索メニューにUpdraftPlusを入力。
今すぐインストールをクリックします。

インストールが終わるとボタンが「有効化」に
変わるのでクリックします。

UpdraftPlusが有効化できたら設定を行っていきます。
UpdraftPlus設定
バックアップデータの保存場所には、

設定画面ではバックアップスケジュールと保存先を設定します。
- ファイルのバックアップスケジュール:1週間ごと
- データベースバックアップのスケジュール:1日ごと
バックアップ保持数は「5」で設定しておきましょう。
「Dropbox」があるので選択します。

しっかりと「変更を保存」しておきましょう。

DropBoxの認証をする必要があるため、
真ん中のリンクからDropBoxの認証を行います。

UpdraftPlusがDropboxと連携するため「許可」をクリックします。

下に表示される「Complete setup」をクリックすると、
Dropboxの認証が完了です。

これで定期的にDropBoxにバックアップファイルが
保存される設定が完了しました。
バックアップを取る&確認
認証が完了するとWordPressの画面に戻るので、
右側の「今すぐバックアップ」をクリックします。

チェック項目が表示されますが、デフォルトのままでOKです。
- Include your database in the backup:データベース上のデータを含める
- Include your files in the backup:ファイルのデータを含める
- このバックアップをリモートストレージに送信:Dropboxに送信

バックアップが完了したら完了画面が表示されます。

正常にバックアップされた場合、
下記のように表示されているはずです。

では、ドロップボックスにも保存されている確認しておきましょう。
バックアップファイルで復元
バックアップを復元すると、
バックアップを取った時点までのデータに戻ります。
バックアップ後に書いた記事や変更した設定は消えてしまうので、
試しにバックアップしてみる際は注意してください!
「Backup/Restore」タブを開きます。
ページの下にバックアップ済のデータが表示されるので、
復元したいデータの「復元」をクリックします。

全ての項目にチェックを入れて「復元」を
クリックすれば復元ができます。

以上が「UpdraftPlus」でDropboxにバックアップを取る方法です。
データが消えた後から後悔しても遅いので、
万が一のために自分でもバックアップは取っておきましょう!
まとめ
今回は、WordPressでプラグインを使用した
バックアップの取り方を解説しました。
ちょっとしたトラブルで、
サイトのデータが使えなくなることもあるため、
定期的にバックアップを取るよう心掛けることが大切です。
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