SEO対策には大きく分けて、
- 内部対策
- 外部対策
の2つの対策が必要とされています。
今回は外部対策の基礎的な解説に加え、
注意するべき施策内容について解説します。
外部対策とは
外部対策はサイト内の改善ではなく、
外部のサイトからの被リンクによって
サイトの評価を高めるための施策を言います。
外部対策という名称で呼ばれるため、
被リンクと外部リンクを混同しやすいですが、
- 被リンク:他サイトから自サイトへのリンク
- 外部リンク:自サイトから他サイトへのリンク
- 内部リンク:自サイトから自サイトへのリンク
という認識でも大丈夫だと考えますが、
正しく理解したい人は下記を参照して下さい。
内部対策だけではダメな理由
なぜ被リンクがSEO対策に有効かと言うと、
検索エンジンはサイトコンテンツの内容を
まだ完全に理解することができないからです。
内部対策である程度コンテンツの内容は
理解させることができているのですが、
文脈まで理解することができていません。
(GoogleはBERTという技術を利用することで、
コンテンツの理解を深めようとしているため
外部対策の重要性は今後薄れていくでしょう。)
以前はキーワードを多用することで、
低品質な記事で上位表示されることもあり、
アップデートで修正されるようになりました。
修正されたGoogleのアルゴリズムでは、
ユーザーにとって必要な情報か判断するため
被リンクの質、量が重要だとされています。
検索順位は内部、外部対策など総合的に見て
優れているコンテンツを上位表示させるため、
ライバルよりも上位表示させるためには
内部対策だけでは不十分と考えられます。
外部対策として有効な対策
外部対策として一番有効な対策は、
良質なコンテンツを作成することです。
多くのユーザーが求めるコンテンツであれば、
他サイトから被リンクが付くことが多いので
外部対策を特に行う必要がなくなります。
しかし、作成したばかりのサイトでは、
良質なコンテンツを作成していたとしても
クローラーが回ってくる頻度は低いです。
サイト運営初期のアクセスが少ない状態は、
良質なコンテンツを作成することを前提に
- SNS運用:Twitter,Facebookなど
- 相互リンク:ブログランキングなど
などを行うのがおすすめです。


ペナルティを受ける可能性
ですが、誤った外部対策を行った場合、
ペナルティを受ける可能性もあります。
ペナルティを受ける可能性があるのは、
- 低品質なリンク
- 関連性の低いリンク
- 不自然なリンク
を集める行為が該当します。
以下のような、
- 中古ドメインを利用する方法
- 被リンクを購入する方法
- 自演リンクを送る方法
ブラックハットSEOがペナルティ対象です。
サイトがペナルティを受けてしまうと、
インデックス削除が削除されてしまうので
アクセス数が激減する可能性があります。
まとめ
今回はSEOの外部対策について解説しました。
現状、内部対策の方が重要度が高いものの、
外的要因である被リンクもまだまだ重要です。
良いコンテンツを作ることさえできれば、
自ずと被リンクが集まるサイトになりますし
自演リンクなどでペナルティを受けるため、
個人的には外部対策は良いコンテンツ作ること
を意識しておく程度で大丈夫だと考えます。
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